夏シーズン到来前に…エアコンのお手入れ＆試運転を要チェックや☆

2025/05/05 (月) - 10:00　日常と生活

ここ数年は季節がいきなり変わって急に気温が暑くなったり、寒くなったり春や秋がなくなったような気がします。そんなときに活躍するのがエアコンですが、いざというとき動かないと大変困ります。夏になってから故障したエアコンを直そうと思っても昨今の部品不足で修理の手配ができなかったり、エアコンを買おうとしても繁忙期で工事がずっと先…なんてことも。

本格的な夏が到来する前にお手入れ＆動作確認しておきましょう。

エアコンのお手入れと試運転をしよう

エアコンを本格的に使い始める前や、使い終わった後にエアコンのお手入れと試運転を行うことが大切です。

長期間使用しているとエアコン内部やフィルターにホコリが溜まってしまいます。また、長期間使ってないときも部屋のホコリやカビなどが繁殖することがあります。ホコリが溜まると運転効率が悪くなり、電気代の上昇につながることもあります。また、カビは嫌な臭いの原因になるだけでなく、病気やアレルギーの原因になる可能性もあります。

またシーズン前にエアコンを試運転することで、正常に稼働することをあらかじめ把握できるだけでなく、不具合を早期に発見しシーズン前にスムーズに修理や買い替えの準備ができるメリットもあります。

エアコンのお手入れ方法

室内機のお手入れ

エアコンの取扱説明書の手順に従って、エアコンのフィルターや室内機を掃除しましょう。最近のエアコンは自動クリーン機能を装備しているモデルもありますが、あくまで補助機能なので人によるお手入れは欠かせませんので、ダストボックスの清掃は定期的に行いましょう。

フィルターを取り外したら、掃除機でホコリや汚れを吸い取ります。汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めたぬるま湯で優しく洗って十分にすすぎ、完全に乾燥させてからエアコンに取り付けます。フィルターの掃除は2週間に1回程度行うのが理想的です。

また、前面パネルや上部パネルも絞った濡れ雑巾など拭きます。汚れがひどい場合は薄めた中性洗剤を使用しその後水拭きと乾拭きをします。エアコンの材質によってはパネルが傷んでしまうことがあるので必ずエアコンの取扱説明書に従いましょう。

室外機のお手入れ

ベランダや庭先に置く室外機のお手入れも大切です。室外機の周りに障害物がないか確認して、網の穴を塞いでいないかよく確認しましょう。室外機の周囲に落ち葉やゴミなどが溜まっている場合は取り除きます。また、水を排出するホース（ドレン管）にゴミや砂ホコリが溜まっていないかも確認しましょう。

エアコン洗浄のすすめ

市販のエアコン洗浄スプレー等でエアコン内部のフィン（熱交換器）の間に詰まったホコリやカビや汚れを洗浄するのもおすすめです。掃除するときは必ずエアコン洗浄スプレーの説明を読んで、エアコンの電源コードを抜いた状態で掃除しましょう。手順を誤るとエアコンの故障にも繋がります。ただしあくまで手軽にできる内部洗浄のため、本格的なエアコン分解洗浄などを行う際は専門業者に依頼することをおすすめします。