年末年始は要注意!食後の腹痛と下痢の原因と対策☆
2024/12/31 (火) - 10:00 健康と美容
クリスマスに忘年会、新年会などで外食をする機会が増えると思います。アルコールやお肉やケーキなど甘い物や脂っこい物を食べる事も多い季節です。
しかしそんなとき、食後すぐにお腹が痛くなり下痢(軟便・水便・泥状便)で悩むことがあります。突然の腹痛や下痢は食中毒やアレルギーと勘違いされることもありますが、他にも様々な原因が考えられます。特に長時間の空腹時に食事した場合や、暴飲暴食をした時、アルコールや甘い物、冷たい物や脂っこいものを食べた時は注意が必要です。
食後の腹痛の原因
食べ物を摂取すると体内の消化器官で食べ物を消化するために、胃へ送り食べ物を分解し腸で消化吸収する動きをします。しかし何らかの原因で正常に消化器官が働かない場合は腹痛や下痢の原因となります。代表的な症状として以下の事が考えられます。
不完全な消化
短時間に大量に食べたりすると食物が通過する速度が増して消化機能が追いつかなくなり、腸内に溜まった未消化の食物が残って下痢を引き起こすことがあります。
過敏性腸症候群(IBS)
辛い物や甘い物や脂っこい食事を摂った際に、腸が刺激され過敏に反応してしまうことがあります。結果として腸の動きが活発になり下痢を引き起こすことがあります。
胆汁性下痢症
食事した際、消化のために分泌される胆汁酸が小腸で完全に吸収されずに大腸へ流入することで下痢を引き起こすことがあります。
食物アレルギーや乳糖不耐症
特定の食品成分に対するアレルギー反応や乳糖不耐症が原因で下痢が起こることがあります。また消化しにくい糖質のFODMAPが含まれる食品を摂取すると、腸内の動きが活発になり下痢を起こすことがあります。
上記でわかることは食べたものがすぐに便になったのではなく、腸に溜まっていた前の食事の食物が消化不良で排便されている事です。
突然の下痢や腹痛を防ぐには?
楽しく美味しい食事なのに食後トイレに駆け込むのは辛いですよね?以下のことを注意してみましょう。
- 1日3食しっかり食事を摂り、身体のバランスを整える
- 十分な睡眠と休息を取り、身体のバランスを整える
- 早食い、暴飲暴食を避ける
- 刺激物(コーヒー・アルコール・香辛料)の摂取を控える
- 脂質や糖分の多い食事を控える
- 腹痛や下痢の症状が出る食品を特定し、摂取を避ける
- 適度な運動を行い、腸の動きを促進する
症状が毎日続いたり、生活に支障をきたすような症状の場合はお医者さんへ相談しましょう。
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