ゲリラ豪雨多発!突然に降る雨の対策グッズ☆

2024/08/10 (土) - 10:00 日常と生活

猛暑の影響で毎日のようにゲリラ豪雨(局地的大雨)が起きています。夏といえば通り雨や夕立などは風物詩ですが、2000年代以降はゲリラ豪雨とも呼ばれ普通の大雨だけではなく落雷や突風、河川やマンホール、道路が冠水氾濫、交通インフラの障害、停電や家屋の破損、土砂崩れなど台風のような災害が短時間で発生するケースが増えています。

猛暑日には常に警戒が必要です。

そもそもなぜゲリラ豪雨は起こる?

暑くなると地面や建物が熱くなり、空気が温められ川や海や地上の湿った空気が上空まで上昇します。その上空の寒気に暖かく湿気た空気が触れると氷の塊となり雲となります。それが発達すると積乱雲が発生します。

上空の寒気と暖かい空気が上空でぶつかり合うことで大気が不安定となり、猛烈な大雨や雷が発生しやすくなるのです。これがゲリラ豪雨(局地的大雨)の簡単なメカニズムです。

昨今は地球温暖化に加え、自動車や空調の室外機からの排熱、緑地の減少によるヒートアイランド現象などの激化もゲリラ豪雨の増加の要因とされています。

外出時に常備したい雨対策グッズ

急に雨に降られると服や持ち物が濡れてテンションも落ちますよね。完全に防ぐことは無理ですが、少しでも緩和できるグッズを紹介します。

折り畳み傘

これは必需品ですね。最近は日傘兼用のタイプが主流ですが、コンパクトでありながら65センチ以上と大きめのタイプや、突風や強風で耐えられる頑丈な傘もあるので持ち歩きしておきましょう。

タオル

ハンカチや汗拭きタオルとは別に身体やバッグを拭ける、大きめサイズで吸水性の良い生地を使ったタイルが良いでしょう。

ポンチョ

しっかりとしたレインコートなど嵩張ってしまうので荷物になりますが、コンパクトなポンチョであれば嵩張らず持ち歩けます。100円ショップなどにある使い捨ての物でかまいません。

バッグカバー

バッグやリュックなどを雨から防ぐカバーです。バッグの中身を守る目的の他にも、バッグの生地が浸水で傷むのを防ぐうえでも効果的です。雨専用の撥水や防水の効果がある物が良いでしょう。

靴カバー

靴が水で濡れて中まで水が入ると蒸れて不快感です。臭いの原因や汚れ、靴の劣化の原因にもなります。靴カバーはつま先から脛くらいまで被せられ、根元はゴムでしっかり閉められるので靴が濡れるのを最小限に出来ます。ただしアスファルトやコンクリートや砂利などで穴が開いてしまうので一度使ったら交換しましょう。

真空チャック付きポリ袋

チャックで開け閉めが出来るチャック付きポリ袋です(ジップロック的な)。突然の雨が降った場合でもスマホや手帳など濡れると困る貴重品などを一時的に入れておくときに効果的です。防水効果は非常に高いので湿気対策として薬やお菓子などを入れておくことも出来ます。

完全に防ぐのは難しい

屋外での突然の大雨で濡れるのを完全に防ぐのは難しいです。先ほどのグッズもあくまで一時的な対策として準備をしておくと好ましい物ですが、1時間に100ミリといった大雨の中を歩くのには向きません。また外にいるとき以下のような異変を感じたときはすぐに建物に避難するなどで対策をします。

  • 黒い雲が出現し空が急に暗くなる
  • 空が光ったり雷の音が聞こえる
  • さっきまで暑かったのに冷たい風が吹く

またスマホで天気情報を見たり、雨雲レーダーを常に確認したり、ゲリラ豪雨アラートを知らせるアプリやサービスを使うのも最適です。

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