誤った水分補給で体調不良に?真夏に注意したい水中毒の話☆

2025/08/03 (日) - 10:00 健康と美容

毎日毎日暑い日が続きますね…北から南まで40℃近い気温を記録しており、熱中症対策の水分補給やエアコンが欠かせないモノになっています。しかしそんな水分補給も一歩間違えるとかえって身体に悪影響を与え、最悪命を落とす危険もあるのです。今回は夏の水分補給で陥る可能性のある水中毒のお話です。恥ずかしながら私も似たような状況に陥ったことがあります。

水中毒ってなんぞ?

水中毒とは過剰な水分摂取によって体内の電解質バランスが崩れ、血液中のナトリウム濃度が異常に低下する低ナトリウム血症が原因で起こる症状です。熱中症対策や脱水症状対策をはじめ、水分は生命維持に不可欠ですが過剰に摂取するとかえって健康に害を及ぼす可能性があります。そんな水中毒の主な原因は短時間に過剰な水分摂取を行うことで発生しやすいです。

短時間に大量の水(塩分を含まない真水)を摂取することで、血液中の塩分濃度(ナトリウム)が急激に薄まり低ナトリウム血症を引き起こします。腎臓の水分排出能力の限界を超える水分が体内に入ると、体内の水分量が過剰になり、血液が希釈されてしまいます。

水中毒の症状

水中毒の症状は低ナトリウム血症の程度によって様々です。

  • めまい
  • 頭痛
  • 吐き気・嘔吐
  • 多尿・頻尿
  • 下痢・食欲不振
  • 倦怠感・疲労感
  • むくみ

重度な症状だと以下のようなものがあり、最悪命に関わる可能性があります。

  • 意識障害
  • 全身痙攣
  • 呼吸困難
  • 肺水腫
  • うっ血性
  • 心不全
  • 血圧低下
  • 体温調節障害

私の場合、真夏の真っ昼間をウォーキング中にミネラルウォーターやお茶など、砂糖や塩分の入っていない飲料をがぶがぶ飲んでいたら、急にお腹の不快感と吐き気のような症状に見舞われました。真夏なのに寒気を感じるようになり、めまいも感じるようになりこれはおかしいと…フラフラしたままお手洗いへ。下痢をのようなひどい水便が出ました。排便をしたらみるみる体調が良くなりました。

清涼飲料水を飲む女性

適切な水分補給をしよう

水中毒を回避するためには以下のようなことに注意しましょう。

水分と塩分のバランスを意識すること

単に水だけを大量に飲むのではなく、適度な塩分やミネラルを同時に摂取することが重要です。屋外で活動する人や、スポーツ選手も水分とは別に塩分も摂取しています。スポーツや屋外での作業など汗を多くかくような状況では、スポーツドリンクや経口補水液のように水分だけでなく電解質(ナトリウムなど)が含まれた飲料を選ぶのが効果的です。

ただし、糖分を大量に含むスポーツドリンクはペットボトル症候群に至ることもありますので、なるべく糖分を含まない飲料水がおすすめです。そこでおすすめなのは、水やお茶とは別に塩タブレットや塩飴を舐めることです。

水分をがぶ飲みをしないこと

扱ったりのどが渇いているとついがぶ飲みしてしまいがち。そのような状況にならないようにこまめに少量ずつ水分補給することが大切です。熱中症対策の基本は喉が渇く前にこまめに水分補給することです。「健康のために1日◯リットル水を飲みましょう」といった情報にとらわれすぎず、気温や自身の体調、活動量に合わせて適切な水分量を心がけましょう。水分デトックスで体の中をきれいに…など過剰な水分摂取を促すような健康法には注意が必要です。

ただし、血圧が高かったり腎臓病などの持病がある方は、1日の水分量や塩分量に制限があることもあり、水中毒のリスクが高いため医師や薬剤師と相談しながら適切な水分管理を行うことを注意しましょう。

水分補給は熱中症の予防以前に生命維持には最も重要です。しかし水だけを大量に摂取すると水中毒のリスクがあるため、汗をかく場合は塩分補給も忘れずに行うことが大切です。

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